徒然みん。

好きなことを適当にかく。

【阪神】鳥谷さん、退団しないでください、無理だとわかってても、言わせて欲しい。

多分1ミリも、言いたいこと言えない気がしてずっと胸にとどめてきたけど、書いておく。

 
鳥谷選手の阪神退団について。
本音は、「なんでシーズン中に……」です。
もちろん8月25日の神宮最終戦で、鳥谷さんがこぼした「自分も最後かもしれないので」という言葉がきっかけになったであろうことは理解している。
 
今季の成績は、とてもじゃないけど活躍した!とは言えないものでしたね。
もう一度ショートに挑戦したい、という言葉、ファンにとってもうれしかったし、きっと鳥谷さんの中でもいろんな覚悟があったと思う。
どんなことがあっても、鳥谷さんを応援しようと私も覚悟を決めた。ちっぽけなものかもしれないけどね。
 
試合を見に行っても鳥谷さんが見れない日もある、そんな「今までではなかったこと」を目の当たりにして、とにかく落ち込んだけどそれでも応援する気持ちは当たり前だけど変わらない。
そして、代わりに出ている選手のことを責める思いなんてものも、ない。
プロの世界だから。成績を残せなければ、生き残れない。そして、「これから」の野球人生が長い若手の方を育てたい、それもわかる。
使わない監督が悪いんでもない。そういう、世界だから。
 
今年はきっとファンも「成績を残せなかったら、引退しちゃうかも」って覚悟を持っていたと思う。寂しくても。
だから、もし鳥谷さんの意思で引退するという結論に落ち着くなら、納得が出来たと思う。
 
だけど、そうじゃなかった。事実上の引退勧告。
そして、鳥谷さんは他球団で現役続行することを望んだ。
 
いや、違うんです。引退を受け入れてほしかったわけじゃない。
でもね、なんか「こんなはずじゃなかった」っていう想いが強くて。
引退したら野球から離れるような話をしていた鳥谷さんが、まだプレーを続けてくれること、ファンとしてこんなにうれしいはずなのに。
すごいかなしい。どうやって送り出せばいいのかもわからない。
 
鳥谷さんが入団したから、阪神を応援するようになった。
鳥谷さんがいなくなった時、私は阪神ファンを続けるのかなって思うこともあった。
でも今、阪神タイガース鳥谷敬選手が好きで、他の選手たちも大好きで、阪神の応援をするのが好きだったんだなって感じる。
 
巨人の阿部選手とか。
リーグ優勝して、日本一を目指すところで引退を発表。そして最後まで一緒に戦う…とか、勝っても負けてもめっちゃ美しいじゃん。うらやましい。
それどころか、自分で引退を決断したメッセンジャー選手をはじめとする阪神の選手までうらやましいって思っちゃう。
 
シーズン中だけど、会見を開いて、引退試合をやって。
ファンに惜しまれながら引退。綺麗な形だなって。いいな、って思います。
 
私はどういう気持ちで、鳥谷さんを送り出せばいいのか、
結局ついて言っちゃうのかもしれないけどどうやって「阪神 鳥谷」の終わりを見届ければいいのか、全然答えが出ません。