徒然みん。

好きなことを適当にかく。

フィガロオケありがとうございました!!

2019年1月26日、新宿文化センター 大ホールにて。
フィガロ王立管弦楽団フィガロオケ)の演奏会に参加してきました。

FINALFANTASYⅥの楽曲を演奏する有志によるオーケストラ、ということで、
昨年1月に開催が発表されたときは真っ先に乗りたい!!演奏したい!!と思いました。
私ってあんまりFF好きなイメージないと思うんですけど、いや実際6と7しかやってないのでそう思われてもしょうがないのですが…笑
FF6は私にとって、「ゲーム音楽」というものを初めて認識したゲームだったと思います。兄がプレイしている横でずっと夢中になって見ていたし、オペラのシーンは大好きでよく歌っていました。
あと、カードダスをめっちゃ集めていたのだけど、私がキラを出すと兄に全部没収されたのを思い出します。懐かしい…。ノーマルだけどエドガーが頬杖ついてるやつ好きでした。
そんな大切な思い出のあるゲームの演奏会に参加できることになったときは、とても嬉しかったです。(後から聞いたら応募者が多く、落選ラインギリギリだったらしいwご縁に感謝です。)

練習は7月から開始。譜面も揃った状態でのキックオフ。これ、ほんとすごいことなんですよ。しかも、フィガロオケは運営と編曲をたった2人でやっていて、それでもって指揮も自分でやってるんだからすごい。本当は何人に分身してるんですかね。
初回はもちろんまあ、曲としては成り立たない部分あったと思いますが、熱量がすごい!
同じゲームが、同じ音楽が大好きなメンバーが集まって合奏すると楽しいですね。それは今回のみならず、なんですけど。

そこから十数回?の練習を重ねての本番。
正直本番終わるまで不安だった部分もあるけど、ヒヤヒヤしたところもあったけど、確実に積み上げて、みんなで熱量そのままに本番を迎えられたこと、本当によかったなーと思っています。
まだ終わった気はしていないんですけど、忘れないうちに思い出を書き連ねようと思った次第です。
演奏会全体の感想というよりは、私目線の感想ですので偏っておりますがあしからず。
そしてホルンがTacet(おやすみ)だった曲については抜かしてたりします。えへ。

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00.プレコンサート

私はホルン6重奏で、FF5からメインテーマとはるかなる故郷の演奏に参加しました。
最初、ホルンパートのメンバーからホルン6人でプレコンに出たい、という話が出たときは、正直行って本気か?!という気持ちだったのだけど(笑)
編曲者様に恵まれ、そしてパート練を重ねて、とてもいい思い出になりました。
ホルン6重奏だと、高音から低音までカバーしなくてはいけなくて、またバランスもすごく難しくて。そんな中で各々が考えながら、最大限の魅力を引き出す演奏になったのではないかと思っています。
個人的にはメインテーマの、低音2人がメロディを吹いて上4人がファンファーレっぽくなるところが大好きでした。
合奏の中だとそういうキラキラは直管楽器が担当しがちですが、ホルンもキラキラできんだぞー!って感じでした。いや、私が知らなかっただけかな?笑

 

01.予兆

最初譜面見たとき、冒頭、歌うと思ってなくて、歌うって聞いておお?!ってかんじでした。プリマ・フィガロのお三方の力もあり、いい感じになったのではないかと思います。
最初の方は自信ないやら音とれないやらでみんな声も小さめだったのですが、本番は(見てないけど)ドヤ顔だったと思います。楽器持ちながらオケの中で歌うってなかかできない経験なので、とても楽しかったですね。吹雪も最初は口でやんの?!ってなったけど楽しかったです。
後半にホルンの見せ場があったのですが、その音の高さと難しさで、1部の1stを吹きたくないメンバーが続出しましたね。(そのうちの1人)
パート練でも何度もやってたけど、あの難しい譜面、そして難しい音、本番が一番4人まとまってたと思います!スゴイ!

02.戦闘~炭鉱都市ナルシェ~決戦~勝利のファンファーレ

戦闘はコマンド入力をはじめとする効果音盛りだくさんで、もうないと落ち着かないくらいになってしまいました。笑
ほかの人もTwitterとかで書いてたけど、合奏中指揮者が「バイオブラスターください」とか普通に言うので面白かったですね。
ナルシェは原曲にも入っているため息を頑張りました。再現できてたかな?ホルンは割と大きな息の音が出せるので、楽しかったです。

そしてメドレー2曲目に決戦が来てしまう恐ろしさ。
この譜面、途中8分音符で刻むところがあるのですが、譜面に「最高に格好いい眼差しで吹く」って書いてあるんですよ。燃えましたね。そんなの眼差しの練習からしちゃうに決まってる。とはいえテンポ早くなると難しい箇所ではあったけど気持ちだけは、あと眼差しだけは最高にかっこよかったと信じたい。笑

04.街角の子供達~テクノdeチョコボ~霊峰コルツ~反乱分子

街角の子供達は全曲の中でもとても好きな曲。FF6は暗い曲が多い(?)中で、優しい曲調でありいつも癒されていました。曲名もいいよね。
テクノdeチョコボの男性陣の\チョコボ!!/は聞こえていたのでしょうか。笑
コルツはホルンの見せ場あって楽しかったです!はもりで動くのは難しかったけどね、そして転調多いのでいつも不安だった。最後の方の低音(ファゴットかな?)が刻んでるのがめっちゃ好きでした。
反乱分子はホルンかっこよかった~!いや、まあ、そうだろうけどホルンに音をくれてありがとうという感じ。パート練習ではアーティキレーションを一つ一つ確認したり丁寧に練習しました。まとまって聞こえてたらいいな。

ここでシナリオを選んでクポ!!のターン。これ、知らされたの確か12月末だったような。粋なことしますよね。舞台から見て、パンフレットをお客様が掲げてくれてるのをみてすごく綺麗で嬉しかったです。お客さんも参加してくれてるのて、こう、ぐっときますよね。
アンケートの結果、マッシュ編から、ということでプログラムの順番とは異なる展開になりました。

6.帝国の進軍~魔導士ケフカ許されざる者~カイエンのテーマ

というわけでマッシュ編スタート。帝国の進軍は、トランペットの突き刺さるメロディにあいの手のように入るのが楽しかったです。重厚な感じに聞こえてたらいいなあ。暗くて重々しいけど、結構好きな曲です。
ケフカのテーマの刻みも楽しかったです。スタッカートとスラーで不気味?な感じが出せてたらいいな。からの許されざる者。自分は前向いてたから見えなかったけど、照明で水が毒に変わっていくイメージの演出をしていたようで。すごいこだわり。ここだけじゃなく照明も凝っていたので、客席からも見てみたかったです。
カイエンのテーマはワンフレーズだけケフカの前にも出てきたけど、仲間になったあとということで最後に長めに。カイエンの勇ましくもちょっとお茶目なところ好きです。フルートのソロは、原曲に合わせて装飾していて、すごい!本物っぽいってなりました。後半でホルンがメロディに加わったことで、厚みが出たのではないかと。

7.魔列車~獣ヶ原~蛇の道

魔列車イベントは悲しいながらに好きな人多いのではないかと思います。私も好き。仲間にできる幽霊ちゃん好き。幽霊コスすればよかった(?)
雨の音や汽笛の音、列車のカタンカタン…とか。情景浮かんだんじゃないかなー。と思います。私もあれやこれや思い出して、胸がぎゅっとなりました。
獣ヶ原好きでした。パーカッションが楽しそうで。ガウ飛び出してきそうですね。最初ガウどうしていいか全然わからなくてスルーしようとしてましたね。敵かと思うじゃん!!
オーシャンドラムで蛇の道に飛び込む音やる、っていうのもすごかったな!打楽器メンバーは全体的にいろいろ頑張っててすごかった(語彙力なし)
蛇の道は、正直あまり印象に残ってなかったのだけど(笑)今回演奏するにつれてだんだん好きになっていった曲でした。ホルンのユニゾンも、本番一番まとまってたようなきがしてます。吹いてて気持ちよかったな。

5.戒厳令~迷いの森
そしてロック編に戻るのです。
セリス救出のところのロックのセリフとかが譜面に書いてあるんですが、うちのロックは(このままながめているのもいいか)を選んだようですよ。けしからんですね。笑
それはさておき、迷いの森は歌パートでした。これ、音の跳躍がなかなか素人には難しくて、前日にスタジオで悪あがき練習したときはしばらくこの部分の練習してました。ソリストがしっかり歌っているので音量とかはいらないのだけど、結構必死でしたね。笑

8.運命のコイン~エドガー、マッシュのテーマ

運命のコインは私の最推し曲です。もっとも、今回フィガロオケに参加して最推しが増えたのだけど。笑
運命のコイン、演出ずるすぎじゃないですか…?あの回想シーン大好きだし、そのあとのヴァイオリン(エドガー)ソロとか、控え目に言って良すぎます…。最初からいたけど、いたんだけど、あの場所にしっかり陛下が見えた。
ちなみにあのコイントスのシーンに合わせてコイン音をグロッケンでやってたのだけど、本番前のリハで落ちたときの音もアドリブでいれて欲しい、と指示が入り、ぶっつけ本番でやってのけたの本当に凄すぎてすごい。
からのエドガー、マッシュのテーマ。シンプルなアレンジで、あの演出からのこの曲は、いっそう気高くかっこよく聴こえたのではないかと思います。
一部の締めにふさわしい選曲。ちょっとかっこよすぎて、涙滲みました。楽しかった。

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2部の最初は、セーブデータを読み込むところからスタート。
お客さん参加で予兆の冒頭を歌う、という演出も結構直前に聞いたような気がしますが楽しかったですねー!
お客さんもすごい声出してくれてて、2部終わったあと楽屋で「上手すぎでは?」という話をしてました。1回目は失敗してカセットふーふーしたけど!笑
パイプオルガンと一緒に歌うって、なかなかできないのでとても良いアイデアだと思いました◎

9.スラム・シャッフル~幻獣界

ゾゾタウンゾゾの街、階段下りながら今までのいきさつを話すシーンが好きです(最後)ヴァイオリンがどぅーいどぅーいしてたのが楽しそうでした(大変だったのかもしれないけど)
幻獣界は合わせるの大変そうでしたが雰囲気出ててよかったですね。ラムウが魔石になっちゃうところの音も、みんなでシューって頑張りました。

10.序曲~アリア~婚礼のワルツ~決闘~大団円~セッツァーのテーマ

はい、来ました。大好きなオペラのシーン。なんだかんだやる気のセリスがかわいいですよね。そしてここではサプライズ(?)でしっかり失敗バージョンもやるっていう。
序曲始まると思ってたと思うから、びっくりしたのでは…!感想でも失敗バージョン嬉しかったっていうの沢山見ましたね。セリス役の美しい歌声あり、ごめんちゃいがあり、ブーイングをして。笑 でもお客さんが喜んでくれてるのがわかって嬉しかったです!
気を取り直して成功バージョン。プリマ・フィガロのお三方の歌声はもちろん、演技も素晴らしくて、見事な再現が出来たのではないかと思っています!(自画自賛
マリア・ドラクゥ・ラルスの歌の部分は、管楽器も1人ずつ合わせて吹いていたのですが、合わせるの難しそうだな~って思ってました。でもとても綺麗だった!
どうでもいいと思いますが、わたしは断然ラルス王子派です。
オルちゃんが落ちてきた所とか、ロック様だぁ~!のところとか、お客さんがめっちゃ盛り上がってくれて、すっっっごいテンション上がりました。演奏会ってこれだから楽しい!!ってなりました。
オペラはなんといっても長丁場。大団円でゴリゴリ体力削らされたあとに巷で人気の「待ちな!」が来るんだから恐ろしいです。なんか親みたいな気持ちで見守っていたのですがとてもお客様に好評だったし楽団内でも大人気でよかったですね。(私信)
セッツァーのテーマは主人公かお前!ってくらいかっこよくて好き。そしてマッシュが運命のコインの秘密を知るところもよいですよね。ちなみにセリス推しなんですが、ここでセッツァー相手にイカサマしかけたセリスで完全に落ちた記憶があります。かっこいい女性が好きです。

11.ガストラ帝国~魔導研究所~ティナのテーマ

ガストラ帝国のメロディ(下はもり)めっちゃ楽しかったです。
魔導研究所に入る前の酔っ払い演じてくれるおっちゃんが大好きです。
魔導研究所はいろんな音が鳴ってて楽しかったな。こだわりを感じたし、最後まで調整してて。ドリル二本使い、見たかったです。(真後ろ)
ティナのテーマはかなり神経を使いました。繊細なメロディなので壊さないように、でもモヤモヤしちゃいけないし。

12.飛空艇ブラックジャック~スピナッチ・ラグ

ブラックジャックのテーマ、好きです(告白)テンション上がりますね!シンコペーション楽しかったです。
スピナッチ・ラグは競売場の再現でした。\500000ギル/本当にやるとは思ってなかったよ。笑 でも、ガヤパートの私たちも心を一つに\ごっ 500000ギルー!?/を頑張りました。ザワザワするって書いてあったので、ザワザワしました。
この辺も最初は恥ずかしがってたけど、本番楽しんでザワザワできました。ふふ。

13.ストラゴスのテーマ~リルムのテーマ~シャドウのテーマ

ストラゴスのテーマのウッドブロック?がめっちゃ好きでよく歌ってました。笑
リルムといえば舞台上にいたリルムが可愛すぎて頭抱えました。
シャドウのテーマの口琴は、口琴選びに苦戦していたみたいだけど、本番ばっちりの音でリハでは「おお~!」って声も上がってましたね。みょーんみょみょみょーん。
シャドウの切ないメロディが好き。ピッコロのソロめっちゃよかった…。

14.幻獣を守れ!~魔大陸~死闘~大破壊~メタモルフォーゼ

帝国空軍(インペリアル・エアフォース)だ!!!!!!!
幻獣を守れは別のシーンでも使われてるけど確かにこのシーンの印象強い。
地味に難しい譜面でなかなか苦戦しました。
魔大陸は(ゲームで)死ぬほど苦戦したのでよく聞きました。(いらん情報)
満を持しての死闘!!!!ほんとかっこいいですこの曲。毎回テンションが上がる。まさかのホルンにメロディをふってくれてありがとうございました。全員で吹くとどうしてもモヤモヤしちゃってたので人数減らしてましたが、いい感じに厚くなってたらいいなー。あくまで冷静に吹くのが目標でした。死闘は本当に指回しが難しくて、2時間ずっと同じフレーズ練習してたりもしましたが吹けるようになってとてもたのしかった!
メタモルフォーゼは三連符もう少し綺麗に吹きたかったなあっていう反省はあるけれど、いい感じに大破壊出来たのではないかと思います。(何言ってんだコイツ)
ちなみに、シャドウ云々より何より、私は飛空艇の場所がわからずに何度もゲームオーバーになった馬鹿者です。

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15.セリスのテーマ~死界~あの日から…

ここからは私の時間!とばかりにセリスのテーマ。推しの曲だったので、冒頭のハーモニー譲ってもらいました。(ビビって入り失敗してしまったけど)
死界での荒野の風パートをしていたのですが(大多数が)長かったのでいいブレスコントロールの特訓になりました。パイプオルガンかっこよすぎですね…!
あの日から…も今回演奏して(吹いてないけど)好きになった曲です。メロディが美しい!

16.レスト・イン・ピース~墓碑名~仲間を求めて

セッツァー!!!
ここでのレスト・イン・ピース~墓碑名の流れがめっちゃ好きでした。
そしてみんな大好きな仲間を求めて。もう何も言うことない名曲ですよね。
高音が多かったのでだいぶびびってしまったけど、なんとかなってるといいな。
この曲もコーラスに助けられました。綺麗だったなー。

17.からくり屋敷

Tacetだったので多くは語れないですが、スイッチカチカチのところの、ロック(指揮者)の動作が個人的にツボでした。スネアと照明と指揮者の合わせ技!

19.ゴゴのテーマ~モグのテーマ~ウーマロのテーマ

ゴゴが好きです。モグのテーマのオーボエ、可愛くてよかったー!
ウーマロのテーマは地味に難しかったです。でもごりごり吹けて楽しかった!
なんかだんだん短くなってきてるけど手抜きとかじゃないです(でも疲れてきた)

20.永遠に、レイチェル~ロックのテーマ

ロクセリ派かっていうとそうでもなかったんですけど(唐突)
とにかくセリスに幸せになってほしいって思っていました。
レイチェルの冒頭はピアノとホルンだけという恐ろしいソロでして、でも吹きたかったので吹かせてもらいました。たった2小節だし、その後にフルート・オーボエと続きまたフルートのソロが来て…とたいしたことないソロだったかもしれないけど、
私はこの先の演奏活動の命運を賭けるくらいの気持ちで挑んでいました。
言い訳するけど本当に最初の音が出しにくい音で、外しやすくて、練習でも当日リハでも外してしまい、本番もどうなることやら…という感じだったのですが、なんとかなったようで本当に良かったです。
1回目は、回想の時のセリフが書いてあったので切ない音色で、2回目はオーボエとのユニゾンになったので少し明るい音色になるように、ロックの背中を押す気持ちでオーボエの支えになるよう吹きました。たぶん違いはわからなかったと思うんですけど。笑
いまだから言えるけど、挑戦させてもらえて本当に良かったです。
そして、「次の曲に入るとわからないようにロックのテーマに入りたい」という指示通り、ぱりっと切り替えてロックのテーマへ。ロックのテーマってこんなにかっこよかったっけ?ってなりませんでした?(誰に)
そして、最後の方でセリスのテーマが絡んでくるアレンジが大好きで大好きで、1st2ndにしかなかったので絶対吹きたい!とパート希望を出させていただいたのを思い出します。張り切って吹きました。

フィガロオケを経ていま、ロックにはなんとしてでもセリスを幸せにしてもらいたいという気持ちです。

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21.邪神の塔~~狂信集団~妖星乱舞

邪神の塔はトロンボーンが楽しそう(大変そう)でした。こんなかっこいい曲だったっけ?という印象。
ちなみに決戦が入ったのも1月の改訂譜の時だった気がします。この長い曲に更にたす?!って思ったけど、なんだかんだ楽しくなってましたね。
決戦⇒死闘でテンポ落とすところも合奏でいろいろ試しながら決めて、アレンジャー兼指揮者ってこういうとこ強いよな~!って思いました。
狂信集団はまさかプリマ・フィガロの皆様が練り歩くことになるとは、でしたが良い演出でした。笑 ホルンは譜面があったので歌えなかったのが残念!

妖星乱舞変拍子のところは、合奏で毎回のようにやってたのもあり、いつの間にか全然崩れなくなってたのがすごいなーって思いました。慣れって大事。
いやしかし、気のせいかもしれないけど本番速くありませんでした?笑
よくありがちだけど。でもかっこよかったです。
パイプオルガンはさすが!の一言。いやもう、かっこよかったです。これでこそ妖星乱舞!というかんじ。聞き惚れてしまいました。一観客として。笑
最後にケフカ撃破音で足バタバタするの楽しかったです。ちょっとにやにやしちゃったかも。

22.蘇る緑

これ1人ずつ書いてると終わらないんじゃないかと思うので省略するんですけど、
エドガー、マッシュのところでもうすでに泣きそうでしたね。展開が好きです。
あと、セリスとロックのところは無理無理でした。セリス可愛いですね。
ティナはもう、ファゴットのソロが凄すぎて、初回練習から凄すぎて、凄かった。優しくてちょっと切なくて、でもあったかい。最高のソロでした。
ところでシャドウのところが好きなんですけど、吹いた記憶がないので、吹かないで泣いていたのかもしれません。笑
テンポ速くなってからは無我夢中でした。体力戦だったけどもうこれで終わりなので振り絞りました。ホルンメロディのところで指揮者さまが毎回目線くれるのがちょーーテンションあがって大変でした。いま私のこと見てた!みたいな(パート全員のこと見てますよ)
盛り上がっていた気持ちをすっと落ち着けて国家へ。いや、これ泣くでしょう。1音1音、大切に吹かせてもらいました。
そして再度テンポが上がる鬼畜仕様。最後まで、最後の一音まで、最後音高くてロングトーンきつかったけど、楽しみました。ありがとう蘇る緑!

終わったあとの割れるような拍手にブラボー、めっちゃ気持ちよかったです!

23.プレリュード

終わってしまったんだなあ、という感じでしたね。私はこの曲コーラスだったのですが、いろんなことを思い出しながら歌ってました。
アンコール無し、と説明して始まったコンサートだったので本当の本当にこれが最後。とても素敵な演奏会でした。

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というわけで長々と書いてしまいましたが。
大好きなFF6の楽曲を全曲演奏できる機会に恵まれ、最高の思い出を作ることができました。
私個人は、うまくいかないことばかりでもがき苦しんだ半年間ではあったんですが、最終的にお客さまとつくる楽しい演奏会になって、私も少しは成長できているといいな、というところです。

たくさんの新しい出会いもあり、1回きりの演奏会だから、もうこのメンバーでFF6を演奏することはないんだなと思うとさみしいですが、
1回だけしかないから見える美しさもあると思っていて、純粋に、この演奏会に参加できてよかった、大切にしようと思います。

最後に運営さま、スタッフのみなさま、ご来場いただいたお客様、そして愛すべきフィガロ王立管弦楽団のみなさまに、心より感謝を。